ミドルウェアの前提条件
ミドルウェアの前提条件
SITE PUBLIS ベーシックライセンスにおいては、以下のソフトウェアの要件を満たしている必要があります。
PostgreSQL
-
マルチバイト対応でコンパイルされている必要があります。
- PostgreSQLのコマンド群は、PUBLISインストールユーザーのシェルから実行できるパスにインストールされている必要があります。
- ApacheのPHPモジュールからPostgreSQLのコマンド群が実行できるようにパスが設定されている必要があります。
Apache
- PHP5(php5_module)モジュールが組み込まれている必要があります。
-
Rewriteモジュール(mod_rewrite)が組み込まれている必要があります。
-
SSLを利用する場合は、SSLモジュール(mod_ssl)が組み込まれている必要があります。
PHP
-
コマンドライン版(CLI)が利用できる必要があります。
-
コマンドライン版がインストールユーザーのシェルから実行できるパスにインストールされている必要があります。
-
Tidyライブラリがインストールされている必要があります。
(Redhat系の場合、libtidyパッケージが必要です)
-
PostgreSQLサポート、mbstringサポート、PDOサポート、DOMサポートが有効になっている必要があります。
(--with-pgsql、--with-pdo-pgsql、--with-pdo-pgsql、--enable-mbstring、--enable-mbregex、--enable-dom)
-
Tidyモジュールが有効になっている必要があります。
(--with-tidy)
-
JPEG、GIF、PNG画像をアップロードする際にサイズ変換を行うには、GDサポートおよび、それぞれの画像ライブラリが必要です。
(--with-gd、--with-jpeg-dir=…、--with-png-dir=...)
-
PEARライブラリがインストールされている必要があります。
(--with-pear)
- ionCubeローダーがインストールされている必要があります。
PHPのパスを確認する場合は、シェルでログインし、以下のように確認します。
/usr/bin/php ← 表示される場合はパスが指定されています。
何も表示されない場合は、以下のように確認します。
/usr/local/bin/php
表示された場合は、シェルのパスに設定されていないため、上記パスを追加してください。
上記でも表示されない場合は、PHPそのものがインストールされていない可能性があります。
ご利用のサーバ環境の管理者へお問い合わせください。
PHPのコンパイルオプションを確認する場合、シェルにログインし、以下のように確認します。
# php -i|grep configure
Configure Command => './configure' '--with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs' '--with-libdir=lib64' '--with-config-file-path=/etc' '--enable-mbstring' '--enable-mbregex' '--with-pgsql' '--with-gd' '--with-jpeg-dir=/usr' '--with-zlib-dir=/usr' '--with-tidy' '--enable-pdo' '--with-pdo-pgsql' '--with-libxml-dir=/usr' '--with-xmlrpc' '--enable-force-cgi-redirect' '--enable-xmlreader' '--enable-ftp' '--enable-dom' '--with-pear' '--with-png-dir=/usr' '--prefix=/usr/local' '--enable-ftp'
APCの推奨バージョンは 3.0.19 になります。
RedHat Enterprise Linux 4相当の環境では
RPMパッケージによるAPCモジュール バージョン3.0.19のインストールを行うことはできません。
ソースコンパイルにより、別途APCモジュールをインストールする必要があります。