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PostgreSQLの設定

PostgreSQLの動作設定について、以下に設定例を示します。

動作環境や必要な項目に応じて設定を行ってください。

※以下の操作に関しては、root権限が必要です。
※設定ファイルの変更については、vi、emacs等のエディタでの修正を前提とします。利用する環境に応じて、適切なツールを利用してください。
※以下の設定については、パッケージにてインストールされたものを前提としています。設定ファイルのパスについては、利用するサーバ環境に合わせて読み替えてください。

動作設定

postgresql.conf

PostgreSQLの動作設定については、postgresql.confを変更します。

設定ファイルのパスは、デフォルトで/var/lib/pgsql/data/postgresql.confになります。

設定例については、以下を参考にしてください。

なお、設定値に関しては、利用するサーバ環境に応じて適切な値を指定してください。

 

■ shared_buffers = 32768

PostgreSQLがシステムの共有メモリ上で使用できるメモリサイズの指定を行います。

8KB単位換算の指定になります。上記では、256MBになります。 

上記は、システムメモリが512MBから1GB程度の間での想定値です。

サーバ環境で利用できるメモリ量に応じて調整してください。

 

■ maintenance_work_mem = 32768

VACUUM処理の際に使用するメモリの最大量を指定します。

上記の設定は、32MBの設定になります。

SITE PUBLIS内で作成されたコンテンツの量が増え、最適化の処理で時間がかかるような場合はこの値を大き目に設定してみてください。

 

■ listen_addresses = 'localhost'

PostgreSQLへTCP/IPでの接続を許可するIPアドレス、ホスト名を指定します。

デフォルトでは、TCP/IPでの接続が許可されていませんので、UNIXドメインソケットからの接続のみとなります。

 

上記の設定変更を行った場合は、PostgreSQLの再起動を行ってください。

# service postgresql restart
postgresql サービスを停止中:                               [  OK  ]
postgresql サービスを開始中:                               [  OK  ]

 

 

 


接続設定

pg_hba.conf

データベースへの接続については、pg_hba.confを変更します。

設定ファイルのパスは、デフォルトで/var/lib/pgsql/data/pg_hba.confになります。

設定例については、以下を参考にしてください。

なお、設定値に関しては、利用するサーバ環境に応じて適切な値を指定してください。

Local  all  postgres                        trust

local   all  all                                 password

host   all  all      127.0.0.1/32         password

 

SITE PUBLISのインストールにおいて、データベースを別サーバとした場合は、以下の設定も追加する必要があります。

host   all  all  WEBサーバのIPアドレス/32     password

 

また、併せてpostgresql.confにおいて以下の設定を変更してください。

listen_addresses = 'localhost,WEBサーバのIPアドレス'

 

上記の設定変更を行った場合は、PostgreSQLの再起動を行ってください。

# service postgresql restart

postgresql サービスを停止中:                               [  OK  ]
postgresql サービスを開始中:                               [  OK  ]

 

 


ユーザー設定

SITE PUBLIS用アカウントの登録

SITE PUBLISでは、PostgreSQLへアクセスするための専用アカウントを作成して利用します。

設定方法については、以下の手順を参考にしてください。

 

■ SITE PUBLIS用ユーザーpublisの作成

# /usr/bin/createuser -U postgres -P publis

Enter password for new role: ******** ← PostgreSQL接続用のパスワードを設定します。
Enter it again: ******** ← 上記のパスワードを再入力します。
Shall the new role be a superuser? (y/n) y ← データベースのスーパーユーザーとします。
CREATE ROLE

※ここで作成したユーザー/パスワードについては、SITE PUBLISのインストールで必要となりますので、記録しておいてください。

 

■ 作成したユーザーでの接続確認

作成したユーザーでPostgreSQLへの接続が可能かどうかを確認します。

# psql -U publis -l
Password for user publis: ******** ← 前述の登録時に指定したパスワードを入力します。

 

以下の様に表示されれば、正常に接続できています。

        List of databases
   Name    |  Owner   | Encoding
-----------+----------+----------
 postgres  | postgres | UTF8
 template0 | postgres | UTF8
 template1 | postgres | UTF8
(3 rows)

 

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