Tidyのインストール

※以下の操作に関しては、root権限が必要です。

パッケージの確認

サーバにssh等でログインし、root権限になります。

以下のコマンドでパッケージを確認します。

# rpm -qa|grep tidy

php-tidy-5.1.6-15.el5.centos.1
libtidy-0.99.0-12.20070228.el5.centos

※上記の中バージョン番号については、実際には異なる場合があります。

上記2種類のパッケージが表示されれば、必要なパッケージはそろっています。

パッケージの追加

上記のうち、いずれかが存在しない場合は、以下のコマンドで追加インストールします。

# yum install php-tidy　←　パッケージ php-tidyがインストールされていない場合

# yum install libtidy　←　パッケージ libtidyがインストールされていない場合

※libtidyがインストールされていない場合は、php-tidyをインストールすれば、依存関係によりlibtidyもインストールされます。

コマンドを実行するとパッケージインストールの確認を促されますので、問題ない場合は、"y"を入力します。

インストールが完了したら、前述のコマンドでパッケージがインストールされたかを確認してください。

# rpm -qa|grep tidy

また、PHPのモジュールとして動作しているかを確認するため、以下のコマンドで確認します。

# php -i|grep tidy

以下のように表示されれば、正常に読み込まれています。

/etc/php.d/tidy.ini,
tidy
Extension Version => 2.0 ($Id: tidy.c,v 1.66.2.8 2006/04/19 21:47:20 nlopess Exp $)
tidy.clean_output => no value => no value
tidy.default_config => no value => no value

サービスの設定

ApacheのPHPモジュールにも読み込ませる必要があるため、httpdを再起動します。

# service httpd restart

以上で、Tidyのインストールは完了です。

パッケージのインストールができない場合

iptablesの設定が有効になっている可能性があります。

一時的に以下のようにしてiptablesを停止させてください。

# service iptables status

テーブル: filter　←　このように表示される場合は、iptablesが動作しています。

iptablesを停止させます。

# service iptables stop

ファイアウォールルールを適用中:                           [ OK ]
チェインポリシーを ACCEPT に設定中filter              [ OK ]
iptables モジュールを取り外し中                            [ OK ]

インストールが完了したら、再度iptablesを起動させます。

# service iptables start
iptables ファイアウォールルールを適用中: [ OK ]
iptables モジュールを読み込み中ip_conntrack_netbios_ns [ OK ]