PostgreSQLのインストール
パッケージの確認
サーバにssh等でログインし、root権限になります。
以下のコマンドでパッケージを確認します。
# rpm -qa|grep postgresql
postgresql-8.1.18-2.el5_4.1
postgresql-server-8.1.18-2.el5_4.1
postgresql-libs-8.1.18-2.el5_4.1
上記の3種類のパッケージが表示されれば、必要なパッケージはそろっています。
パッケージのインストール
上記のうち、いずれかが存在しない場合は、以下のコマンドで追加インストールします。
# yum install postgresql ← パッケージ postgresqlがインストールされていない場合
# yum install postgresql-server ← パッケージ postgresql-serverがインストールされていない場合
# yum install postgresql-libs ← パッケージ postgresql-libsがインストールされていない場合
コマンドを実行するとパッケージインストールの確認を促されますので、問題ない場合は、"y"を入力します。
インストールが完了したら、前述のコマンドでパッケージがインストールされたかを確認してください。
サービスの設定
インストールが完了したら、データベースの初期化を行います。
※initスクリプトの起動でデータベースを初期化した場合、日本語の検索で問題が発生する可能性があるため、以下のコマンドを最初に実行してください。
# su - postgres
$ initdb --no-locale -E UTF8
サービスの起動を行います。
postgresql サービスを開始中: [ OK ]
サーバの再起動時に自動的に起動するように設定します。
データベースが動作しているかを確認します。
# su - postgres
$ psql -l
List of databases
Name | Owner | Encoding
-----------+----------+----------
postgres | postgres | UTF8
template0 | postgres | UTF8
template1 | postgres | UTF8
(3 rows)
上記のように表示されれば、正常に動作しています。
以上でPostgreSQLのインストールは完了です。
パッケージのインストールができない場合
iptablesの設定が有効になっている可能性があります。
一時的に以下のようにしてiptablesを停止させてください。
# service iptables status
テーブル: filter ← このように表示される場合は、iptablesが動作しています。
iptablesを停止させます。
# service iptables stop
ファイアウォールルールを適用中: [ OK ]
チェインポリシーを ACCEPT に設定中filter [ OK ]
iptables モジュールを取り外し中 [ OK ]
インストールが完了したら、再度iptablesを起動させます。
# service iptables start
iptables ファイアウォールルールを適用中: [ OK ]
iptables モジュールを読み込み中ip_conntrack_netbios_ns [ OK ]