ionCubeローダーのインストール
ionCubeローダーのインストール方法は複数あります。
ここでは、 代表的な一例をご紹介します。
より完全で詳細な情報を、公式のionCubeローダーのインストール方法ページをご参照ください。
パッケージのダウンロード
ionCubeローダーのダウンロードサイトから、サーバの環境に合わせたバイナリをダウンロードします。
例: 32ビットのLinuxをご利用の場合、プラットフォーム「Linux (x86)」をダウンロードします。
パッケージの追加
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。
# tar xvfz ioncube_loaders_lin_x86.tar.gz ← プラットフォーム Linux(x86) の場合
解凍すると、複数の.soファイルが展開されています。この中から、ご使用のサーバ環境に合ったファイルをインストールします。
.soファイルは命名規則は「ioncube_loader_(プラットフォーム)_(PHPバージョン)(Thread Safetyならば_ts).so」となっています。
32ビットのLinuxで、PHP5.2のThread Safetyが無効の場合、「ioncube_loader_lin_5.2.so」をインストールします。
PHPがThread Safetyであるか、次のコマンドで確認できます。
「Thread Safety => enabled」と表示されれば有効で、「Thread Safety => disabled」と表示されれば無効です。
.soファイルのインストールは任意のディレクトリにコピーして、PHPの設定ファイルを記述すれば完了です。
ここでは、「/lib/ioncube/」ディレクトリに.soファイルを配置する場合の例にしてご説明します。
まず、.soファイルをコピーします。
# mkdir /usr/lib/ioncube
# cp ioncube_loader_lin_5.2.so /usr/lib/ioncube/
次に、PHPの設定ファイル(php.ini) に.soファイルの設定を追記します。
zend_extension=/usr/lib/ioncube/ioncube_loader_lin_5.2.so
# php -i | grep "ionCube"
コマンドの結果が次のように表示されれば、インストールは成功しています。(バージョンや西暦などは、インストールするバージョンによって異なります。)
ionCube Loader
サービスの設定
ApacheのPHPモジュールにも読み込ませる必要があるため、httpdを再起動します。
以上で、ionCubeローダーのインストールは完了です。